地方を切り捨てる事が、地方創生なのか
今朝の北海道新聞一面に、
「国土交通省が、内定している本年度の道内赤字バス路線への補助金を減らす可能性があると、道や道内のバス会社に通知していた」
とある。
赤字バス補助減額も 国交省、北海道や業界に通知 | どうしんウェブ/電子版(社会)
地方創生を叫びながら、
この様な施策を国土交通省が通知するのは
地方軽視の相当な矛盾である。
国が云う所の地方とは、地方都市の事なのか。
地方の中でも、更に僻地では生活自体が不便であり、
移動するにも交通手段が限られてしまう。
霞が関の官僚では、恵まれた都会ボケしていて、
田舎を経験したにせよ、せいぜい僻地体験程度で、
コンビニまで40キロが当たり前の生活環境という事が、
どれ程過酷なのかすら知る由も無いだろう。
一票の格差も含めて、都会偏重の政治家だけではなく、
地方を心底知っている田舎の政治家でなければ、
本来の地方創生など出来るはずもない。
田舎に新幹線や地下鉄を走らせよとは云わないが、
田舎の生活路線バスを廃止に追い込む施策は言語道断である。
本気で地方創生をすべきである。
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